子育てスピリチュアルで元気に!その心のモヤモヤをごまかしてはいけない!
子育てをしていると、本当に数え切れないほどの出来事が起こります。
そして、心の中にモヤモヤができることも星の数ほどありませんか?
そんな時、どうすればいいのか。
1番重要なのは、まずは自分自身ときちんと向き合うことです。
今回は、インナーチャイルドの存在に気づくことで子育てのモヤモヤを減らしていく方法をご紹介します。
実母と娘を見て感じていた「モヤモヤ」の正体とは?
娘が生まれて、実家に帰省する回数も多くなりましたが、娘が1歳になったあたりから自分の心にモヤモヤした感情があることに気づきました。
私に叱られて泣く娘をあやす母、娘が欲しがるオモチャやお菓子を「はいはい」とためらいなく与える母、私に子育てのアドバイス的なものを電話してくる母・・・。
本来であれば、「ああ、お母さんも孫ができて嬉しいのね。
親孝行できて良かったな」と思って受け流せるようなことばかりなのですが、私はいちいちイライラしたり、反発したり。
実母×娘のセットを見る度に感じるこのモヤモヤしたものは一体何なんだろう!?
と、ずっと気になって悶々としていました。
でも、ある時、気づいたんです。
これは、母への怒りなのだと。
私が子供だった時は「忙しい」を理由にほとんど私と向き合わず、保育園や祖母に預けっぱなしで育ててもらったくせになにを今さら子育てのプロみたいな顔をしちゃってんのさ!?
と、無意識に感じている怒りが、私をモヤモヤさせていたのです。
自分の中の「子供」と向き合おう
思えば私は、保育園でも祖母の家でも「泣くな」と言われて育ってきました。
風邪を引いて心細い日でも母は仕事に行かなければならなかったので、畑仕事で忙しい祖母のところに預けられて1日中何をするでもなく天井を見てボーっとしていましたし、「中毒になるから」という理由でゲームも買ってもらえませんでした。
別に虐待されていたわけではありませんし、金銭的にも十分に恵まれた環境で育ってきたはずなのに、私の中にはそんな「満たされなかった寂しい子供」の部分が残っています。
いわゆる「インナーチャイルド」という存在ですが、この「子供」が満たされないままオトナになってしまったので母が娘に優しくしているのを見るとそのインナーチャイルドが激しく嫉妬するのです。
- 私には厳しかったくせに、どうして娘には優しくするの?
- 私には買ってくれなかったのに、どうしてあの子には買ってあげるの?
- 忙しいっていつも言ってたのに、どうしてあの子と遊んでるの?
- 「泣くな!」っていつも言われてきたのに、どうしてあの子は泣いても叱られないの?
こういった感情を一つ一つ言葉にしてノートに書き出してみると、自分がいかにちっぽけな人間であるかを思い知らされて愕然とします。
アラフォーになったというのに、わずか1歳の子供に激しく嫉妬しているのですから。
しかし、このモヤモヤの原因から目を背けていると、いつまで経っても本当の意味でオトナになることも親になることもできません。
まずは自分の中の「子供」の存在に気づき、その声に耳を傾けることが大切なのです。
子育ては、自分を育て直すことでもある
目に見える虐待を受けていた子供だけが心に傷を抱えているわけではありません。
私の例でもわかるように、恵まれて育ってきたように見えても、実は心の中には今も満たされずに愛を求めてさまよう子供がいるかもしれないのです。
子育てとは、この自分の中のインナーチャイルドを育てることでもあり、そのプロセスを通じて親を許していくことでもあります。
そういったネガティブな感情に気づくことで、かえって生きることが苦しくなった、親との関係がギクシャクするようになった・・・という方もいますが、「気づき」は一つのチャンス!
過去をふり返って親を怨むだけでは、状況は何も変わりません。
自分の中の「満たされない子供」の存在に気づき、そしてそれを認めることは、親子関係の中で感じる戸惑いやもやもやの原因を知る手がかりとなるはず。
- そうか、私はこの子に嫉妬しているんだな
- 私も、本当はこうやって甘えたかったんだな
と自覚し、自分の中のインナーチャイルドと自分の子供とを重ね合わせて見ることができれば、その関係の中で少しずつ自分自身を満たし、癒していくことができるはずです。
子供は、そんな成長のきっかけを与えてくれたわけですから、ここでもやはりその子が生まれてきてくれたことに感謝しなければいけませんね。
[mamanity]
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