「トートタロット」VS「ウェイト版のタロット」!CUPS1~10の解釈の比較

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世の中には様々なタロットカードがありますね。

ここでは、トートタロットと、一番有名なウェイト版のタロットの二つのタロットカードはどう違うのか?

カードが違うと解釈はどう変わるのか?

二つのタロットカードを比較していきます。

今回は、CUPS1~10を1枚1枚比較していきましょう。

トートタロットとウェイト版のタロット!CUPS1~10のカードの比較

満たし、満たされることについて課題をつきつけるCUPS(カップ)の1~10

愛情とは難しいもので、不足してもダメだし満たされ過ぎてもダメ。
常に流動的に、流れを停滞させることなく注がれ続けなければいけません。

目にはハッキリと見えないものを、快適な状態に保っておくのは容易なことではありません。
カップのスートは、他者に愛を与え、同時に自分を満たし快適な状態に維持することの難しさを教えてくれます。

★カップのエース

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中心に、満たされたカップが描かれており、あふれだす水は「愛」や「幸福感」を表しています。

天から注がれてカップを満たし、地上へと流れていく水は、人のハートを満たして大地へと注がれる神聖なエネルギー。ウェイト版もトートタロットも、非常に穏やかで幸福感に包まれた雰囲気の1枚となっています。

★カップの2

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トートタロットでは、大きな白い蓮の花からあふれる水を、2つのカップで分け合うように受け止めています。自己充足していたカップが分裂し、「分け合う相手」を求めているのです。

「一つの愛を二つで分け合う」と解釈できるカードですが、中心でカップに絡みつく魚は「愛するがゆえの束縛」とも解釈できます。

一方のウェイト版では男女が向き合って乾杯しようとしていますね。彼らはこれからパートナーシップを築き、信頼関係を育てていくのでしょう。

いずれにしても、恋すること、恋に落ちる時のトキメキを見てとることができます。

★カップの3

トートタロットでは、一つのカップではおさまらないほどの、あふれるような愛情を表現しています。あまりに豊かで満たされているから、分かち合わずにはいられない・・・そのようなイメージですね。

一方、ウェイト版では3人の若き乙女たちが乾杯しようとしています。楽しく心が弾むような雰囲気が伝わってきますね。あふれんばかりの愛を「分け合う」というよりは、ココロのときめきやドキドキ、無邪気さを表現したカードとなっています。

★カップの4

ここまでの3枚はどちらも明るい雰囲気のカードでしたが、4番ではちょっと空気が変わりますね。トートタロットの空模様がそれをよく表しています。

トートタロットのほうには人物は描かれていないものの、蓮の花の根は複雑に絡み合い、カップはもはやあふれていないなど、愛情の流れに衰えが生じていることが感じ取れます。

ウェイト版でも、男性が独り考え込んでいるよう。すでにカップを3つ持っているのですが、4つ目を受け取ろうかどうか思い悩んでいるようです。それはもはや、カップに新鮮味を感じないから。いずれのカードも、「満たされることに慣れること」「慣れたが故の倦怠感やワガママ」を表しています。

★カップの5

とうとう、蓮はしおれてしまいました。「失望」と名付けられたこのカードでは、もはやカップに水=愛情は注がれていません。これは、ハートが満たされていないことを表しています。

ウェイト版のほうでも、カップが倒れてしまっていますね。落胆した様子でうつむく男性が印象的です。

しかし、5つのカップのうち2つはまだ倒れていない状態です。男性はまだ気づいていませんが、やがて気づくでしょう。そのような意味では、ウェイト版のほうは希望が残されてる状態であると解釈できます。

★カップの6

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6番では、再び明るく穏やかな雰囲気が戻ってきます。

トートタロットでは、6つのオレンジ色の蓮がそれぞれカップを満たしていますね。水はあふれてはいませんが、カップは適度に満たされている。・・・ということで、物事を快適にしておくことの必要性を教えています。

一方、ウェイト版では、赤い頭巾をかぶった少女が少年にカップをプレゼントする様子が描かれています。時間的には「過去」を表すカードと言われていて、描かれているのは古き良き時代の思い出。過去から何かしらの影響を受けることを示唆するカードです。

トートタロットのほうは「今を楽しむ」「今を満たす」という意味合いが強いので、同じカップの6でも異なるメッセージを伝えているというのが興味深いですね。

★カップの7

7番は、再び不穏な空気。トートタロットで描かれているのは、腐敗してぬるぬるした水で満たされたカップです。

よく見ると蓮の花はオニユリに変わっていて、感情の停滞や耽溺など不健康なエネルギー状態を表しています。

ウェイト版でも、6つのカップに入っているのは奇妙なものばかり。これらはこの男性の心の迷いを表していて、自分が欲しい物がなんなのかがわからなくなっているのです。逆に言うと、満たされて過ぎているがゆえにわがままになっているとも解釈できますね。

いずれのカードも、「満たされ過ぎた末の停滞」を表しているという点では共通です。

★カードの8

ウェイト版では、7のカードで迷い戸惑っていた男性が思い切って全てを捨てて旅立つ姿が描かれています。彼は古いものを捨て、新しい世界に旅立とうとしています。そこに後悔は微塵もありません。

一方、トートタロットでは愛を注ぎ続けても満たされないカップが8つ。それぞれ欠けたり割れたりしていて、もはや水をたくわえておくことができないのです。

全体的に疲弊感、無気力感を感じ取れるカードとなっており、ウェイト版に比べるとネガティブな印象を受けますね。

★カップの9

8番からの流れからすると唐突にも思えますが、トートタロットでは9つのカップが再び満たされています。蓮の花は一つ一つのカップを丁寧に満たし、ある種の「完璧さ」を感じさせる絵柄。欲望が完全に満たされることによる幸福感、満足感を表すカードです。

ウェイト版も、これに対応。真ん中にどっしり構えている男性は、とても満足げな表情を浮かべています。「ウィッシュカード」とも呼ばれているこのカードは、願いや希望が叶うことを暗示する1枚。物質的・精神的な満足感を象徴しています。

★カップの10

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この10番目は、トートタロットとウェイト版の違いを非常にわかりやすく感じ取れるカード。

まずトートタロットですが、9番で満たされた状態にあったためその状況に少々飽き飽きしています。背景の色は円熟や充満を意味しますが、カップはもはやあふれてはいないのです。

一方、ウェイト版のほうは、空に虹とカップが輝いています。それを眺める家族も、とても幸せそうなムード。家族みんなが幸せな状態を表現しているこのカードは幸福の完成形と言えるでしょう。

満たされた状態に感謝しくつろいでいると解釈できますので、トートタロットよりもポジティブなメッセージ性を感じ取ることができます。


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