「トートタロット」VS「ウェイト版のタロット」!SWORDS1~10の解釈の比較

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世の中には様々なタロットカードがありますね。

ここでは、トートタロットと、一番有名なウェイト版のタロットの二つのタロットカードはどう違うのか?

カードが違うと解釈はどう変わるのか?

二つのタロットカードを比較していきます。

今回は、SWORDS1~10までを1枚1枚比較していきましょう。

トートタロットとウェイト版のタロット!SWORDS1~10のカードの比較

思考と感情のバランスの取り方を教えるSWORDS(スウォード)の1~10

時として私たちは、思考優位になり過ぎて空回りしたり、大切な人を傷つけてしまったりします。

思考と感情のバランスを取ることは実はとても難しいこと。スウォードは、感情に流されずに冷静に物事を見ることの大切さを説くと共に、思考に偏ることの危険性を教えるスートでもあります。

★スウォードのエース

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いずれも、雲の中から突然、剣が表れる様を描いています。雲は、迷いや曖昧さの象徴。それらを払いのける思考の鋭さ、迷いのない決断力を表すカードです。

どちらの剣も、先端には王冠が。これは「高次の気付きをえること」の象徴であり、勝利や栄光のシンボルでもあります。いずれにしても、容赦ない勢いを感じさせる1枚ですね。

★スウォードの2

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ウェイト版でもトート版でも、2本の剣がクロスしています。これは、2つのエネルギーが調和していることを表すもの。思考とハートのバランスが取れた状態で、安らぎの中にいます。

しかし、ウェイト版に描かれた人物は、ちょっと油断するとそのバランスを崩してしまうでしょう。物事を調和した状態に保つことにも努力が要るのだ、というメッセージを受け取ることもできます。そう考えると、ウェイト版のほうがやや緊張感漂う一枚と言えるかもしれませんね。

★スウォードの3

どちらも、穏やかではないカード。ハートの真ん中を3本の剣が貫いていて、深い悲しみや心の傷を表現しています。

トートタロットのほうは、薔薇の花が散っている様子も描かれていて、よりリアルに「痛み」を表していますね。そこから生じる憎しみや妬みなどネガティブな感情全般を表しているため、背面も含めてカード全体がどんよりと暗いムードになっているのでしょう。

★スウォードの4

4は、数秘術では「堅実さ」や「安定」を表す数字。スウォード4のカードでも、どちらも「動き」は感じられない絵柄となっています。

ウェイト版は、騎士が横たわっていて休憩モード。トート版のほうも、十字架に固定された状態で動きません。どちらも、「あえて動かず、そのままで」と、現実をありのままに受け入れることの必要性を説いています。

特にウェイト版のほうは、ありのままに受け入れるだけではなく一旦、その問題から離れてみることも大事かもねと教えているようです。

★スウォードの5

このカードは、ちょっと深いです。

ウェイト版では、戦いに勝ってほくそ笑む男性が描かれています。しかし、「勝利」のカードにしては不穏な空気が流れてますよね。それもそのはず、彼は残忍な手段を使って力づくで勝利を手にしたのですから。

一方、トートタロットのほうは5本の剣が不調和な状態で五芒星を形作っています。いずれも曲がったり欠けたりしていて使い物にならない感じ。つまりは「敗北」「失敗」「希望がない」状態を表していて、ウェイト版とは対照的です。

しかし、ズルい手段で手にした勝利は本当に「勝ち」と言えるのでしょうか?姑息な手段を使って相手の剣を奪い取ったという事実は、後々、自らの心を深く傷つけることになるかもしれません。

実はウェイト版でも根底にあるのはトートタロットと同じメッセージで、「敗北」であり希望がない状態なのではないでしょうか。

★スウォードの6

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一つ前の剣がヒドイ状態であったのに対して、6番目のカードの剣はいずれもよく手入れされている様子。トートタロットの6本の剣は円を描いて調和しています。

ウェイト版も、整然と並べられた剣が印象的。これは船に乗った女性と子供を守るためのもので、安全面が強化させていることが伺えます。人が人を守り助ける形を表すと言われているこのカードは、ネガティブなカードが多いスウォードのスートの中では一番、明るい見通しを感じさせる1枚となっています。

★スウォードの7

再び、不穏な空気。ウェイト版では、剣を盗み出そうとする男性が描かれていて、ネガティブな意味が強いカードとされています。

トートタロットのほうでも、6本の短剣が1本の剣を攻撃するという構図。これによって明晰さや目的感覚は妨げられ、集中力を欠いた状態になっています。やはり、ネガティブな意味を持つカードという点では共通ですね。

いずれも、他者の悪意、策略によって行動がなんらかの支障を受けることを予感させます。

★スウォード8

ネガティブは続きます。今度は、2本の剣が他の6本の動きを制しているかのような絵柄。色んな情報、思考が混乱していて決断できない状態を表しています。

ウェイト版でも、主役となる女性は目隠しをされたうえに手を縛られています。周りには剣が立ててあって、そう簡単には身動きが取れない状態。やはり、決断や行動を制限されている状態です。

しかし、彼女の足元は縛られてはいませんよね。つまり、その気になれば逃げられる状況だということです。そのような意味では、ウェイト版のほうが希望を感じさせるカードといえますね。

★スウォードの9

9本の剣が整然と並べられているという点は共通。特にトートタロットのほうはその剣から血が滴っていて、不気味な雰囲気を醸し出しています。この剣で、誰かを殺めてきたのでしょうか。

その戸惑いや悲しみを代弁するかのように、ウェイト版では女性が顔を覆って泣いています。この人物は今、未来に希望も見えないほどの深い絶望感にさいなまれているようです。

布団の柄も火星や土星といったキビシイ課題をつきつけるマークとなっていて、人生の大きな困難を示すカードとして解釈できるでしょう。

★スウォードの10

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ネガティブなカードが続いた末に、最後はどうなるのか?面白いことに、両方とも「諦め」の境地に達しています。

トートタロットでは、9本の剣が10本目の剣を完全に壊している様子が描かれていますね。もう、あれこれ考えてもどうしようもないのだから、いっそ全て壊してしまえ!執着を解いて手放してしまえ!というメッセージを感じ取ることができます。

ウェイト版でも、男性が10本の剣で斬殺されていますね。9本ではなく10本の攻撃を受けているという点では、トートタロットよりもインパクトが大きいカードと言えるでしょう。

しかし、遠くの空は明るく、もうじき朝日が昇ることを予感させます。こんな状況でも希望は残っている・・・といことで、新しいステージの幕開けを予感させるカードでもありますね。

必ずしもネガティブな意味ではなく、かすかな希望、予期せぬ幸運をも感じ取れるという点が興味深いです。


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