「トートタロット」VS「ウェイト版のタロット」!SWORDSコートカードの解釈の比較

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世の中には様々なタロットカードがありますね。

ここでは、トートタロットと、一番有名なウェイト版のタロットの二つのタロットカードはどう違うのか?

カードが違うと解釈はどう変わるのか?

二つのタロットカードを比較していきます。

今回はSWORDSのコートカードを1枚1枚比較していきましょう。

トートタロットとウェイト版のタロット!SWORDSコートカードの比較

人生は頭脳戦!
知力の使い方を説くSWORDS(スウォード)のコートカード

ウェイト版とトートタロット。2種類のカードを見比べてみると、「スウォード」のスートはどれも”鋭さ”を感じさせます。

どちらのタロットカードでも、スウォードは「」のスートであり知力や言葉を司るもの。
よく切れるようにメンテナンスされた剣で、あなたは誰と、どう戦うのか?・・・そんな問をなげかけてくるスートです。

ここでは、スウォードのコートカードの意味を比較してみましょう

★スウォードのナイト

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猛スピードで駆けていく馬に乗り、剣を振りかざす騎士。それはまるで、行く手を阻むものを蹴散らすようです。強烈な目的志向や情熱を感じさせると共に、ある種の残虐性、“冷たさ”も感じさせるカードですね。

2枚を比べてみるとトートタロットのほうがより勢いがある感じ。馬がかなりのスピードを出していることが伝わってきます。振り落とされずに乗っているためには、相当な集中力を要するでしょう。また、「絶対にやり遂げる」というカタイ意志も見て取れます。

ちなみに、ウェイト版のタロットに描かれているスウォードのナイトは、アーサー王物語に登場する「カラハッド」という騎士をモデルにしたものと言われています。カラハッドは澄んだ心と明晰な直感力の持ち主だったということで、心の目を研ぎ澄ますことを教えるカードでもあります。

★スウォードのクイーン

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ワンドと同様、クイーンのカードはあまり動きが感じられません。ウェイト版でもトート版でも、やや神経質そうな女性が剣を携えて座っている様子が描かれています。

どちらのクイーンも、カードとしてはブルーを基調としたデザインであり、そこに描かれた女性がとても理知的でキレのある頭脳の持ち主であることを感じさせます。決して、感情に流されて物事を判断することはないのでしょう。

どちらも背景に雲が描かれているのが特徴的な共通点。何かしら影のある女性であることを暗示しており、そう簡単には心の中に他人を入り込ませないガードのカタサを感じ取れます。

一方で、トートタロットのクイーンは自らマスクを外して顔をオープンにしています。それに対して、ウェイト版のクイーンは片方の顔しか私たちには見せてくれません。全体的な空気感としても、ウェイト版のクイーンのほうが守りのカタさを感じさせますね。

★スウォードのプリンス

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ウェイト版には「プリンス」のカードはありません。そこで、ペイジのカードを比較してみます。

スウォードは「思考」「言葉」と関連づけて語られる機会の多いカードです。そう考えると、プリンスもペイジもまだ幼く、思考のスタイルもコミュニケーションスキルも成長の途上にあると言えるでしょう。

トートタロットのプリンスは、やや苛立っているかのように剣を振りかざしています。ナイトに比べると、「なんのために戦うのか」という目的はまだ明確ではないようです。それでも、古いものに抗いそれを切り払って新しいものを確立しようという前向きなエネルギーは見て取れますね。

一方、ウェイト版のペイジは剣の重みにすらまだ慣れていない様子。剣の使い方をトレーニングしている段階にあるようですが、非常に用心深く剣を扱っていることが見て取れます。

剣は言葉であり、時に人の心を深くえぐる凶器にもなり得る。だから取り扱いには注意してね、とどちらのカードも伝えたいのでしょうが、その伝え方が真逆なのが面白いですね。

★スウォードのプリンセス

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ハッキリとは得体のしれないものと戦う女性。何かを振り払うかのように、剣を振りかざしています。その“何か”とは、ネガティブな感情であったり、行動を妨げる古い慣習であったり。気分のムラやネガティブ思考を絶えず払いのけることの必要性を説くカードです。

ウェイト版には、スウォードのプリンセスというカードはありません。代わるものとして「キング」のカードがありますので比較してみましょう。

ウェイト版のキングは、トートタロットのプリンセスとは違ってとても静的。“動き”が感じられないカードです。どっしり構えて王座に座るキングは、知力でもって人を裁く立場。「気の毒だ」とか「かわいそうだ」とか、そのような感情を挟まずバッサリと人を裁く非情さや冷酷さのようなものも見て取れますね。

ですが天秤を持っていないことから、時には感情に影響されて不平等な裁きを加えることもあるようです。むしろ、だからこそ「常に公平であれ」「感情に流されるな」と私たちに警告したいのかもしれませんね。

もやもやしたものを切り払って、いつでも思考はくもりなくクリアであれ。

全く別物のように見える2枚ですが、究極的にはどちらもそんなメッセージを私たちに伝えているのです。


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