トートタロットの大アルカナを学ぶ方法!「4 The Emperor 皇帝」~“責任”の本質とは?~

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トートタロットといえば、日本ではあまり解説書が出ていないタロットカードになります。

とはいえ、トートタロットが良くないタロットカードデッキだからとかそういう事ではありません。

反対にかなり優れたタロットデッキなのですが、「直感のタロット」と呼ばれてる通り潜在意識の奥深くに入っていく扱いが難しいタロットカードであることは事実です。

そんなトートタロットですが、一つずつ理解していくことで魅力に触れる事ができます。

トートタロットの大アルカナ、「4 The Emperor 皇帝」を学んでいきましょう。

責任から生まれる権威

自分のことだけではなく周りの人々にも気遣いができるレベルまで成長したら、今度は自分がやったことに対して責任をとろう、責任を取らなくては!
という気持ち(責任感)が芽生えてきます。

自分がやったことを客観的に捉え、それが良いか悪いかを自分で判断できるようになるということですね。
「2」の女帝が母親だとしたら、コチラは父親の象徴。ただ自分や子供をかわいがるばかりではなく、そこに「正しさ」や「厳しさ」が伴うというイメージ。
世間に迷惑をかけず、周りの人々とうまくやっていくためには、慈悲深さだけではなくある種の厳しさが必要です。

威厳ある皇帝が描かれたこのカードは、
「どんな状況にあっても自分の判断と行動には責任を持たなければならない」と私たちに伝えています。
これによって他者に過度な期待を持つこともなく、失敗を人のせいにすることもなくなるでしょう。

他者への依存や期待のないこの状態こそ、「権威」として尊敬されるに値する姿と言えます。

描かれているシンボルは?要チェックポイントはココ!

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トートタロット4番のカードには、上半身も下半身もがっちりして力強い印象を受ける男性が描かれています。
彼は、女帝の夫。
「男性性」を象徴する存在であり、「3」の女性性とは対極にあるものです。
ゆえに、この2枚のカードはよく比較対象として使われます。

では、そんな皇帝のカードを解釈する上での注意点を確認していきましょう。

  • 皇帝は地球儀のようなボールを持っている →「世界」を手中に治めていることを暗示
  • 球の上にある十字は王室の威厳を表す
  • 雄羊の頭は「牡羊座」の象徴
  • おひつじ座はリーダー、情熱を表す
  • 足元にうずくまる子羊は、「降伏」の象徴

改めてみると、カード右上の羊も足元の子羊も、皇帝によくなついているように見えます。
それは、彼が力づくで周りを従わせるような皇帝ではないから。
人を支配してコントロールしようとするのではなく、自らの信念や威厳でもって周りを惹きつけ、みんなが自然と彼を慕ってついてくる(今どき風の例えで言うと、自然にフォロワーが増えていくような)というイメージです。

また、女帝は向かって右を、皇帝が左を向いているのも注目ポイント!
2枚合わせると互いを見つめ合うようなレイアウトになっています。
これはつまり、成熟した男性性と女性性を象徴するものだと解釈できるでしょう。

カレントライフリーディングにおける意味

では、実際のリーディングではこのカードをどのように解釈すれば良いのか。カレントライフリーディングで「皇帝」のカードが出た場合の、各位置の意味の取り方の一例をご紹介します。

①物の見方
物事を判断する基準として「責任」を重視していることがわかります。

少し、それを重荷に感じているところもあるのではないでしょうか。

②コミュニケーション
自分の発言の一つ一つに責任を持とうとしている様子が見て取れます。

何か重い物を背負い込んでいて、思うように発言できていない雰囲気も感じ取れますね。

③仕事
責任ある立場にいるのでしょう。
人々に必要とされることを遂行しています。
一方で、責任やプレッシャーで自分を追い込んでいるところがないかどうか?確認してみましょう。
④内面の自己
「責任」に強く縛られた生き方をしているようです。
自分をありのままに表現することに臆病になっていませんか?自分の声に耳を傾け、自分を解放することも大事です。
⑤性エネルギー
相手の人生に責任を持たなければ、とやや重苦しく考え過ぎてはいないでしょうか。
⑥身体
ストイックに健康管理できている状態です。
しかし、やや頑張り過ぎているところがあるかも。
「楽しむ」という感覚があったほうが長続きしますよ。
⑦主な関係性
パートナーに対する責任感の強さゆえに、まるで父親のような感じになっています。
フラットな関係を築くためになにが必要か、関係性を見つめ直してみましょう。
⑧新しい見方
自分が置かれた状況に対して、どんな形で責任を取ることができるか?
自分にできる最良のことを考えてみましょう。
⑨マインド
あなたが過度に「責任」を意識してしまうのは、父親との関係性が影響しているのかもしれません。
過去の親子関係を思い出すことになにかしらヒントがあるでしょう。
⑩ピーク・エクスぺリエンス
今のあなたにできる最良のことは、人に期待したり依存したりせずに自力で問題に向き合うことです。
⑪スピリチュアル・メッセージ
人を責めたり、人に期待したりしてはいませんか?
責めることで得られるのは怨みだけです。
不満があるのであれば、それに対して自分自身として何ができるかを考えてみましょう。
⑫瞑想
責任を持つということの本質について考えてみましょう。
自分自身の、人や物事との向き合い方が変わるかもしれません。
⑬概観
あなたが今向き合うべき課題は「責任」です。
人に対して、そして自分の人生に対して、どう向き合うことが「誠意」になるのか。
真の責任について考えてみることで多くの新しい気づきも得られるでしょう。


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